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修行の巻五

 

幾つもの映像シーンを見た。その中でも長時間見つづけた印象的なシーンがあった。 何百人という人が私の眼前に代わる代わる登場するのだ。私の位置がTVモニターを見ている側だとすれば、登場人物はTVカメラの正面に立って私に対して何か言うのである。どちらかと言えば激しい口調で私に対して何かを言っているがその声は全く聞こえない。ともかく何人も何人も3秒か4秒位登場しては次の人が現れる。東洋人、白人、黒人、若者、老人、男性、女性、彼等は皆正面を向いてはっきり私を見据え、私に話をしているのである。私は自分の目の前に現れる彼等を一人一人はっきりと顔や姿を認識しながらじっと見ている。そのシーンは延々と続いた。足の痛さがピークに達し、意識が戻った。今のは何だったんだろう。中でも印象に強かったのは水兵服を着た黒人の若者である。彼は私に手ぶりを交えて何かを訴えていた。人には前世というのがあり、何回も生まれかわるとも言われている。今見たのは私の前世だったのだろうか。しかし、そうだとするとその沢山の登場人物の服装に時代変化がなさすぎた。その人達の服装は、ほぼ現代か近代のものばかりだったから、何百代も前ならもっと古代の服装が登場してもおかしくはない。
ま、こういうのを幻覚というのだろう。近代自然科学はこのレベルの物事は幻覚や錯覚という言葉で扱うのである。つまり、そんな事にこだわるのは非文明人として蔑視されるのである。私も非文明人だと軽蔑されないうちにこの現象は錯覚だったと片付けることにするが、結構多くの人が似たような現象を経験しているようである。

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